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勉強会報告9の1

勉強会の報告は5月分までご紹介したが、
6、7、8月がなかなかまとめられないので最新版をご報告する。

9月の勉強会の報告(前半)

◆まず最初に、9月名古屋での金子真弓さんセミナーの報告
行動原則とクリアーなコミュニケーションについてのお話。
「指導者」と「飼主」との間のコミュニケーション方法について
カウンセリング技術の紹介。

◆次にケーススタディ
特にコミュニケーションチェックの数字の読み方について。

ポメ、2歳、♂、去勢済み   
父 5・2‐15・4・9・3‐24・04・43‐3 遠吠え
母 5・2‐11・8・7・10‐33・22・12‐2

少し長くなるが、まとめてみる。
点数は同じ犬に対する「父」と「母」それぞれによるもの。
左から

ストレス・ストレス管理、社会化不足・信頼・愛着・行動抑制、
テリトリー・物・飼主自身という資源に対する
犬の欲求度合いと飼主の管理度合、咬みの抑制

となっている。
僕自身はこの犬との接触はないが、数字からわかる情報を記す。

□管理
ストレスレベルがマックスなので、
落ち着いた、とにかく吠えない生活をさせる、
匂い嗅ぎやトレーニングで疲れさせる、
静かにゆっくり寝る時間を昼間、夜間と確保する、
ことなどが最重要。

まずストレスマネジメントの点数を上げること。
ただ、散歩については社会性がないので配慮が必要かもしれない。
刺激に吠えまくっているようではまずいので、
静かに散歩ができるところまで車で移動するなど。

日常的に移動できるスペースを十分にとり、
穏やかに暮らせるように工夫する。
縄張りを守る気持ちが強いので、窓に目隠しをする(カーテン不可)、
玄関に飛び出させない等も必要。

犬の要求吠えに飼主が反応しないように。
無視すると一時的に吠えは酷くなるが、やがてなくなる。
(これは学習のひとつだが、問題を悪化させないために必要なので
管理に入れた。同様に関係づくりにも入れている。)

□学習
社会性をつける機会をしっかりつくる必要があるが、
初めて会うインストラクターにどれくらいの時間で慣れたかを目安に、
他人に慣らすエクササイズを続ける。

食欲があるようなら一人でも多くの人に、
超スペシャルなおやつを与えてもらう。
もちろん健康を損なわない程度に。

同様に外の環境でも楽しい美味しいことが起こると経験させる。
時間がかかるがじっくりしっかり繰り返すことをお勧めする。
去勢により食欲が増すので他人や環境に馴れやすくなる。
が、太らないような管理は必要。

外で音が鳴ったり、インターホン、電話の呼び出し音などにたいしても
拮抗条件づけが必要かもしれない。
その音源と離れた位置で美味しいオヤツを与える。

普段から頭を使うエクササイズが必須。
クリッカーエクササイズなどがおススメだが、
簡単な遊びでよいので1日20分ほど食べ物を使った
レッスンタイムを作る。

ご褒美は基本ドッグフードで行ない、残りを食事にしても良い。
エクササイズには必ず「マテ」を入れる。
「マット」や「ハウス」もとても良い。
犬が自ら進んでそこに行くように、
そこで犬がくつろいで待つように教える。

ピンポンハウスができるようになれば最高。
(インターホンの音をハウスの合図にする。とても効果的。)

□関係
ご主人の言うことの方をより聞くようだが、
ご主人は怖いのだろうか?
そうでなければ「飼主自身」という資源をさらに管理し、
報酬として与えていくようにすべき。

無理やり何かしているようならすべてやめてもらう。
いろんなことに少しずつ馴らしていく方がよいと思われる。

奥さんは甘やかし過ぎなのか、
犬にあまり関わりたくないのか分からないが、
いずれにせよ関係を見直す必要がある。
ストーカー度合が高いので甘やかし派なのかもしれない。

奥さんの接し方を変えていただかなくてはならないが、
犬が怒ることはしないこと。(多分、触れないかもしれない。)
拮抗条件づけで少しずつ手入れなど触る練習をすること。
(撫でることと手入れは犬にとって全く別ものです。)

お二人とも犬の要求行動は全て無視をしていただき、
「おりこう」な時のみ関心を向けるようにする。
上記「学習」のエクササイズをしっかりやっていただければ
かなり改善するはず。

一緒に寝ているのなら、クレートを枕元に置いて、
その中で寝かせるのも良いと思うが、 かならずしも必要ではない。
自立心をつけるような暮らしが必要だが、
不安が大きくなるような急な変化は逆効果。
少しずつ自信をつけさせること。

誰に対して咬んでいるのか、何をしているときなのかがわかれば、
より細かいアドバイスが可能。
(恐らく縄張り吠えをとめるとき、手入れをするとき、
物を守って(奥さんのみ)、気に入らないとき、などだろうか。)

犬との生活にとってどんな必要があったとしても、
咬ませない生活が必須。
(足拭きなどしなくても死にませんものね。
拭く代わりに濡れぞうきんの上におやつをまいて歩かせれば、
少しはきれいになるかもしれません!)

ケーススタディは以上。
これらの情報を基に飼主さんから聞き取りをすれば
さらに問題の核心に近づくことができる…かもしれない。


あまりご要望はないのだが、
「コミュニケーションチェック読み取りサービス」を
有料で行おうかと考えている。
近々、専用のHPを作ろうかと思う。
よかったらご利用いただきたい。

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