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勉強会報告8の1

勉強会のご報告。
4月はお休みで、5月分となる。

内容は。
・問題行動のケーススタディ4題
・クリッカーで時間を延ばす(映像)
・金魚のクリッカー(映像)
・本の紹介
・引っ張り犬のハンドリング
・こんなセミナー聞いてきた「目次」
・認知行動療法セミナー報告
など盛りだくさん。

ケーススタディ
①動くものを追うボーダーコリ-:
特に子どもに対する攻撃が見られることから要注意。
興奮して動くものを追う犬のリードを短く持ち止める飼主の脚を
転嫁行動で咬む。(出血あり?)

子どもに恐怖心がある場合は脱感作と拮抗条件づけが有効。
追う行動と攻撃行動は内的報酬が出ている可能性があるため、
経験させないことが重要。

気をそらせ追わないことをほめるが、地道な努力が必要。
並行してマテ、衝動を抑えるガマン練習、関係づくりが必要。
ヘッドカラーも有効。

クレートにいる時間が長いため改善を。
同時にコンサルテーションに必要な項目を確認。
シートに改良点あり。

②生後5ヶ月の飼主の脚を咬む柴犬:
娘が散歩に行くときと、母親との散歩帰りに咬む。
強化子は何かを考える。
「負の強化」の場合は「危険」か「帰宅」の回避が、
「正の強化」の場合は「飼主の反応」か「散歩自体」が
ごほうびとなる。

咬まれないようにしながら機能が同じ(同様の結果が得られる)
他の行動を教え強化する。
応用行動分析の手法について、次回、勉強をすることに。

③食事を出される時に牙を見せ唸る柴:
この犬は散歩からの帰りに鎖をつなごうとするとキレて咬む。
今回は食事時の問題についての報告。

アプローチの手順は、
1)おいしいオヤツを手に持って近づきオスワリをすると与える。
(ドッグフードを持っていくと唸る)
2)空の皿を置き、オヤツを持って近づきオスワリしたら皿に入れる。
3)ドッグフードとオヤツを持って近づきオスワリしたら皿に入れる。
4)ドッグフードを持って近づきオスワリしたら皿に入れる。
5)近くに置いてあるドッグフードを手に取り、
近づいてオスワリしたら皿に入れる。
6)皿の回収後はさらにおいしいオヤツをあげる。
(すべての過程で、唸ったらUターンし、
唸るのをやめたら再度近づくことを繰り返す。)

この後、唸らなくなったことから、
行動レパートリーに唸る以外の行動選択がなく、
その行動が強化されていたが、新たな行動を理解(正の強化)し、
唸ることをやめた(負の弱化)、という感じ。
リードをつなぐ件は次回にご報告。

◆映像(参加者のインストラクター制作
・時間を延ばす:犬が人の手で作った輪っかに鼻を突っ込み
そのまま静止するまでのシェイピングの映像。

・金魚の輪くぐりシェイピング:
光を二次強化子にしたシェイピングはお見事!
金魚の学習過程が見れる!
YouTubeで検索可能とのことなのでぜひ一度ご覧あれ。
D.I.N.G.O.のHPのトップページ右下にある
ブログ「ウルトラシロの…」から入れる。

◆本の紹介
普段お客様にお薦めしている本と、新しく出た本を紹介。
『ブレイン・ルール』は学習の際の脳の働き方を12にまとめたもので
とっても面白く、人に教える際に参考になる。

ヴィベケ・リーセの『ドッグトレーナーに必要な…』シリーズの
続巻2冊を紹介。
首輪による身体的影響についての記述があり、
そのひとつとして眼圧の上昇が問題視されている。

◆NRM(ノーリウォードマーカー)について考える
「あっ」は「負の弱化」(やろうとする行動を弱化)と
      「正の強化」(やめる行動を強化)
「残念」は「負の弱化」(やろうとする行動を弱化)
「違う」は消去(やろうとする行動を消去)と
      「正の強化」(他の行動を強化)

「違う」を覚えると消去バーストが起こらない。
考えてみれば古いけど画期的な合図かも。

※『弱化と消去の合図』でより詳しく紹介している。

以上、ご報告「前半」でした。
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