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勉強会報告3

久しぶりに勉強会のご報告を。
昨年7月のもの。
掲載を忘れていたので、これから数回まとめてご報告。

ちなみに勉強会はインストラクターとそれを目指す人が
情報交換のために月1回集まっている。
通常10名ほどで、近県から(たまに遠方から)もご参加者いただける。

◆今回の勉強会は、ケーススタディから。
柴犬でクレートを守る、食べ物を守る、前を通ると足を見て咬む。
わかり得る情報をもとにカウンセリングシートに基づいて
攻撃行動を評価し、解決法を考える。

守っているのは場所なのか、クレートなのか、身の安全なのかで解決方法は変わるが、問題行動を起こさせない徹底した管理の上で、脱感作と古典的条件づけを利用し印象を変えること、飼主と犬の相互作用により飼主の価値を高め、攻撃の引き金となる刺激の閾値をあげること、が重要。

また、キレやすい犬は抑制がきいていないことが多いので、
ガマンを教えることも必要。
その際は、キレない程度の課題から始めるスモールステップが有効。

ガマンを教えるというと犬の意に反して耐える力を身につける、
というイメージだ。
が、教える際はそうではなく、犬が誘惑に耐える方を選択するように
環境を整える。繰り返すと犬はその方がメリットがあると理解する。

◆次に強制的な拘束について
仰向けに抑える、リードを踏んでフセさせる、ホールドスチル、
リーダーウォークなどについて、これは悪なのか?
やってはいけないのか?効果はないのか?というご質問に対して。

今どきそんなことをするなんて!とお考えの方が多いと思う。
僕は全て行っている。
ただ、目的と方法が異なるし名前も違うのだが…。

ある考え方では「犬の社会は上下関係で成り立ち、
本能である服従心を利用して人の上位を伝える」ことが重要となる。
強制的拘束もその意味で役立つ。
方法は「正の弱化」(嫌子出現による行動発生頻度の低下)と
「負の強化」(嫌子消失による行動発生頻度の増加)となる。

それに対してモチベーショナルトレーニングでは、
信頼関係が重要視される(嫌子を使わない)。

「仰向け抱っこ」は飼主であればリラックスしてお腹を向けられる。
(とりあえず他人は無理でも…)
系統的脱感作と拮抗条件づけの利用

「リードを踏む」は伏せ続けてほしいことを伝える際に選択肢を減らす
管理として踏む。(リードを引いてフセさせない。)

「どこでも触らせる」は、飼主なら(できれば他人にも)保定されても、
どこを触られても安心。(無理やりしない。)
これも系統的脱感作と拮抗条件づけ

「一緒に歩く」飼主の動きに合わせて歩くとおいしい!ことを学習。
(リードがなくても)となる。方法は正の強化が基本。

人に攻撃的なグレートデンを、もみ殻(?)のプールに入れ
動けなくするとその後もおとなしくなった、
という実験はよく知られている。
(『動物が幸せを感じる時』テンプル・グランディン著 NHK出版
にも紹介されていた。)

また、犬の首を飼主の膝にくっつけるようにリードを短く持ち、
ゆっくりと歩くことを繰り返すと犬は飼主に従順になることも事実。
でも方法を「正の強化」に変えても同様の効果が得られる。

犬を人に仕える奴隷のように考えるか、共生する仲間と考えるかで
対応は変わる。
犬にも感情がある。人道的にいこう!

◆飼う前セミナーの開催について
犬を飼ってから「大変なこと」になるパターンが多い。
飼う前に知っておいて欲しいことをお話しする「飼う前セミナー」は
とても有効だと思う。
どんなことをお話しすると良いかを話し合った。
(飼う前の飼主?さんに参加してもらうことが一番の課題だけれど)

その他、行動主義についての文章を皆で読む。
以上
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