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「何?どうしたの?」ゲーム

これまでも犬とのコミュニケーションについては何度か書いてきた。
小さな要望を読み取ることがとっても大事だと言う話で、
犬との関係づくりに欠かせない要素だと思う。
人の母子関係では様々な研究があるようだ。

ボウルビィの愛着理論に基づいてエインズワースらによって考えられた
ストレンジ・シュチエーション法をご存じだろうか?
見知らぬ場所で子ども(1歳児)を他人に預けて母親が戻った時の
子どもの反応をもとに3つのタイプに分けたもので
「安定型」「回避型」「抵抗型」がある。

「安定型」は不安はあるものの母親が戻ると再び探索行動が見られる。
「回避型」は母親と距離をとり、不安などの感情が見られない。
「抵抗型」は分離の不安が見られ、戻った後も怒りの感情が見られる。

これらは環境要因や気質要因が関係するようだが、
母親の子どもに対する態度からくる経験的要因も大きい。
つまり、母親が子どもの要求に適切に対応していた場合は
「安定型」になりやすいということ。

犬に置き換えてみれば、小さなサインにしっかり応えていれば
良好な「きづな」は形成されやすいということだと思う。

で、おススメしたのが「何?どうしたの?」ゲーム。
三重弁では「なんなん?どうしたん?」ゲーム。
関西では「なんやねんな?どないしたん?」ゲーム。
関東では「なーに?どうしたの?」ゲーム。
中部では…

犬が何かしたそうにしていたら、先回りして与えてみる。
「水を飲みたいのか、どうぞ」と水を差しだすとか、
「冷たい水が欲しいのか」と氷を水に入れるとか、
「庭に出たいの?おしっこ?」と掃出し窓をあけるとか、
「背中がかゆいのか?」と背中を掻いてあげたり…。

あれっ?違った?ということも多いかもしれない。
犬にぷいっと無視されると少々気分を害するかもしれないが、
それはまだまだ犬の気持ちが読めていないということ。

しかし、最初は当たらなくても徐々に正解率が上がっていくと思う。
それが犬の小さなサインを読み取ることにつながる。
健康上の異変などにも気づきやすくなるだろう。
まさに「いのちのコミュニケーション」だ。

ただし、吠えたり、カリカリしたり、服を引っ張るなど
要求行動になったら飼主の負け。
犬には悪いが「後でね」と落ち着くのを待ってから
願いをかなえてあげてほしい。

「要望」には応えるがお行儀の悪い「要求」には応えない、
ということ。
早く犬との信頼関係を築くためには良いゲームだと思う。

ちなみに今年の12月にノンバーバルコミュニケーションにおける
きづなの形成について研究者をお呼びしてセミナーを開催する予定。
題して「ヒトとイヌのきづな」セミナー。
会場が決まり次第、HPなどでお知らせします。
乞う、ご期待!


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