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勉強会報告2

勉強会の報告、第2弾。
インストラクターやインストラクター志望者のための勉強会なのだが、
新しい方の参加は刺激になる。
その方からのご質問に答える形で議論になった話のご報告。


罰の使用について。
例えば他人に吠えている自分の犬にどう対応するのかという問題。
とりあえず行動をやめさせるためにリードを短く踏み
強制的に抑制(抑圧?)するということについてどう考えるか?

吠えている理由が、「恐怖」や「警戒」なのか、
「テリトリーを守る」ためか「要求」なのかで対応は変わる。

基本的には、吠えさせない環境が重要で、
古典的条件づけやオペラント条件づけを利用した
地道な対応が求められる。

が、日常生活の中では飼主さんに非常にエネルギーが必要なのも事実。
さて、どうする?

対処を考える上でルールがある。
罰は即効性があり、その時の行動を止めることには一定の効果はある。
もちろんデメリットもあるのだが、いずれにせよ体罰は禁止。
科学的であるとともに人道的であることが求められる。

最後の手段として罰を使用する場合には、デルタガイドラインの
パメラ・リード氏の罰使用のフローチャートが参考になる。

僕自身は犬に飼主の感情を伝えるのは良いことだと思っている。
その場合、飼主が犬にとってどれほど価値があるかが重要になる。
知らない人に怒鳴られて納得できる人はそういないだろう。

基本的な姿勢として、各々の対応がどういった結果を生む可能性が
あるかを検討した上で「どうするか?」を決める必要がある。

そのため、以前に書いた感情の問題(勉強会報告)と、
行動を減らす随伴性「弱化」と「消去」、その他
「代替行動分化強化」「他行動分化強化」「対立行動分化強化」
などについて考えてみる。

「攻撃行動」に罰を使うことは行動を悪化させることがわかっている。
これは勧められない。
恐怖からの行動であれば、感情を変えるエクササイズが必要。
(系統的脱感作と拮抗条件づけ)
B.A.T.(Behavior Adjustment Training)も有効。

「警戒」には吠える前に脱感作と拮抗条件づけが必要。
吠えてしまった際は、別の刺激で吠えをとめる方法は効果的。
(もちろん合図でとまれば言うことなし。)

うまくとめられれば、直後にしっかり褒めることが必要。
(やめさせたい行動を合図や刺激でやめた瞬間に褒めることは
とても重要だと思う。もちろんその時にフードは与えない。)

「テリトリーを守る」も同様のことが可能だろうが、
本能行動なので行動を繰り返させないことが重要。
テリトリーの境界線から離れた所定の場所か飼主のもとに呼ぶ。
時間がかかっても所定の場所や飼主のもとに戻ったときは
しっかり褒めフードを与える。
(吠えてもよいが仕事はそこまで。すぐに所定の場所や
飼主のもとに行くことをフードなどで強化する。一種の妥協。)

「要求」は、無視することが基本。
消去バーストが起こるので徹底すること。
飼主の価値が高いことが条件だが、罰もあり得る。
その場合95~100%の行動に罰が与えられること。
もちろん体罰はダメ。

「叱る」場合は、当然のことながら関心が向くので
吠える「強化子」になっていないかの確認が必要。
(「罰子」として働いていれば即効性がある。)

なので「水をかける」や
「負の弱化」の合図「あっ」や「残念!」が効果的かもしれない。
飼主の反応が強化子になっている場合は退室もよいだろう。

という感じでお話しは続くのだが、今回はこのあたりで・・。
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