スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

犬のストレス

「これを見てはいけない」と言われるほど見たくなる。
そんな好奇心をくすぐる心の動きを「カリギュラ効果」というらしい。
心理学では「心理的リアクタンス」と呼ばれている。

ローマ皇帝カリギュラを描いた映画が暴力的・性的シーンの多さから
上映禁止になり、それ故に爆発的ヒットにつながったという。
しかも公開当初の娯楽映画としての評価が
上映禁止後は芸術映画として高評価を得るという
「おまけ」までついてきた。

このような効果は、子どもの世界ではよく見られる。
禁止されるほど価値は高まるのだ。
以上は『フシギなくらい見えてくる!本当にわかる心理学』
植木理恵著(日本実業出版社)で紹介されている話。

犬に興味のないおもちゃで遊ばせたいときには
飼主が楽しそうに遊ぶ姿を見せて、少しでも興味を見せたら隠す。
こうして興味を沸かせる。
(これも確立操作の一種だろうか。)

上記の著者はこの現象を「自己効力感」にあると考えている。
「自分のことは自分で律したい」という生得的本能があるゆえに
「これはダメ」と言われると一種のストレスを感じ
自分でコントロールしたいと思うようになるというのだ。

「自己効力感」は高等な霊長類は持っているそうだが、
犬にもあるのだろうか?
自分で物事をコントロールしたいという欲求。
人や犬が「わがまま」になるのはそれゆえではないのか?

ラットのストレス実験(ヒドイものがたくさんある)で、
電気ショックを切るスイッチを教えたラットは知らないラットより
電気ショックのストレスを感じにくい。
(自分で状況をコントロールできるとストレスは感じにくい)
⇒(人間は管理職のほうが平社員よりストレスが少なく長生き)

しかし、そのスイッチを複雑にすると
スイッチを知らないラットより強くストレスを感じるという。
(自分で状況をコントロールできなくなると強いストレスを感じる)
⇒(能力を超える仕事を与えられた中間管理職がもっともつらい)

(『図解雑学ストレス』長嶋洋治監修 ナツメ社より)

「犬には服従心があるので飼主が物事を決めるほうが良い」
というのは間違っていることは確かだ。
危険のない範囲で、自由を与えるほうがストレスは少ないのだ。
ただ、今まで自由だったことが状況をコントロールできなくなると
強いストレスがかかるということがわかる。

なので犬には生活の中で自由にできない可能性のあることは
許可制にしておくことが望ましい。

犬は抑制を感じなければ自由に物事を判断するし、
環境への働きかけも行う。
これだけでは「自分のことは自分で律したい」ということには
ならないか。

また、考えてみよう。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。