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学習の手順

犬が新しい行動を学ぶときに一定のルールがあるだろうか?
今回は犬に何かを教える際の手順について考えてみる。

基本は自発行動。その結果、
好子が現れるか嫌子が消失して強化が起こるか、
嫌子が現れるか好子が消失して弱化が起こるように
環境を変化させる。

通常は新しい行動を教えることが多いので
好子を提示すると考えてみる。

自発行動を起こすための方法はさまざま。
たまたまの行動をマークしたり、誘導を繰り返したり、
シェイピイングで行動を引き出したり、
必要ならプロンプトを用いてみる・・・。

目標の行動を自発するようになったら、
合図(弁別刺激)をつける。
行動の直前に合図を提示し、反応したらマークして褒める。

合図と行動の関連づけがうまくいったら、
「合図の意識化」(弁別訓練)を行う。練習は至って簡単。
合図のある時にその行動をすれば報われるが、
合図がないのにその行動をしても報われないという弁別を行う。

ルールを理解すると犬は合図を心待ちにし、
合図が出ると喜んでその行動をするようになる。
もちろんその行動をする価値(動機)があればの話だけれど・・。

ここまでを「理解」と呼んでいる。
簡単にまとめると・・

誘導~シェイピング → 自発行動 → 合図づけ → 合図の意識化

となる。


次にマッスルメモリーと呼んでいる段階と般化の段階。

マッスルメモリーは合図に反射的(?)無意識(?)に反応すること。
般化のことを、僕のクラスでは「かきくけこ」で表している。

「か」は環境   異なる環境で同じ行動ができるようにする。
「き」は距離   距離が伸びても同じ行動ができるようにする。
「け」は継続時間 時間が延びても同じ行動ができるようにする。
「こ」はご褒美  報酬が毎回なくても同じ行動ができるようにする。
以上を可能にするのは「く」の繰り返しのみ!

このマッスルメモリーと般化の段階を「定着」と呼んでいる。
つまり、学習を「理解」と「定着」の2段階に分けている。

テリー・ライアン氏(だったかな~?)がセミナーで教えてくれた
情報をもとに段階を分けて考えたのだと思うが記憶は定かでない。

キチンと知りたい人は
パメラ・リード著「エクセレレーティッド・ラーニング」
(レッドハート)の序章を見て欲しい。

マリリン・フェンダー博士の論文からの借用らしいが、
学習の4段階として

1.習得(行動を身につける)
2.熟練(行動を無意識に行う)
3.般化(行動をさまざまな状況に応用する)
4.維持(行動を確実にする)

があるとしている。

この本は、とっても素晴らしい本で、
短大でも教科書として使用したいと思っている。

犬育てクラスでは
この手順通りに犬が学習できるようにカリキュラムを考えている。
とはいえ、クラスでの応用はなかなかうまくいかないのだが、
具体的にどう教えているかについてもここで書いてみて、
改良のために再考してみようと思う。

すぐに忘れるので書き記しておきたいことは山ほどあるが、
こんなに間口を広げて大丈夫かな…とも思う。
まあ、広く浅く無理せずぼちぼち書いてみよう。


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