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老犬と暮らす(2)

どんどんご機嫌になっていくはなさんは、匂い嗅ぎが大好きだ。
できれば、元気な時に毎日歩いた散歩道を体験させてあげたい、
という飼主さんのご要望で、車いすリヤカーに乗せて、
近所を散歩をすることになった。

DSCN2827_convert_20111107003132.jpg

ごろごろと小一時間ほど歩く。
はなさんの目が回らないように、歩調はごくゆっくり。

匂いが気になると顔をあげて空気の匂いを嗅ぎとっている。
そんな散歩を続けるうちに、途中ではなさんが降りたいと言いだした。
ほふく前進で降りようとするのだ。

自分の力では立ち上がることができないので、
背中の取っ手を持って補助する。
地面に降りると最初はじっと動かずに立っているのだが、
意を決したようにぼちぼちと歩き出す。

初めのころは数歩歩くだけだったのだが、
そのうちにトコトコと足取りが軽くなり、
最長数百メートルも歩けるようになった!拍手!
歩きたい!という強い欲求(意志)には驚かされる。

DSCN2831_convert_20111107010530.jpg

そんなはなさんとのやり取りの中で、
はなさんの気持ちや要望が少しずつだがわかるようになってきた。

車いすリヤカーから降りたいのはすぐにわかるのだが、
車いすリヤカーに乗ってもよいとき、もっと歩きたいときなど、
背中の取っ手を握ると意思表示をするようになった。

それに応えているとなんだがさらに親密度が上がったようで、
家族にしかしなかったのに、僕の顔も舐めてくれるようになり、
ある程度からだも触らせてくれるようになった。

僕たちインストラクターの大事な仕事に、
「犬の気持ちの読み取り方を飼主さんにお伝えする」ことがあるのだが、
こうしたコミュニケーションによってお互いに気持ちを思いやることは、
信頼関係づくりのためにも、本当に必要だなと再確認した次第。

その後のはなさんは、
足が痛くなって歩く距離が落ちたかと思えばまた復活したりと、
一進一退なのだが思った以上に元気になってくれて本当に感謝。

1日の生活サイクルも定まってきて、
夜中に吠えだすこともなくなったそうで、
飼主さんが夜にぐっすり寝られるようになったとか。

飼主さんの体調が悪くなれば、はなさんの待遇も変わってくるので、
夜に静かになってくれて本当によかった。

僕がお邪魔した当初は、
主に犬の世話をするお母さんに強いストレスがかかっていて、
見ていても大変そうだったのだが、
最近は、少し背負っている荷物が減ったように見受けられる。
(僕がそう思うだけかもしれないが…。)

犬を大事にする方が増えた分、
介護時に抱える大変さも増してくるのだと思う。

少しでもそんな飼主さんのお手伝いができればよいなと思う。
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老犬介護

YTさんのブログをはじめて拝見しました
文は体を現す? 
老犬介護をこれからものせてください

我が家の老犬は脳トレで気力を充実させてます

ありがとうございます。

グラままさん。ありがとうございます。
先日はお疲れ様でした。

「考える」って何歳でも楽しんでできるのですね。

また、わが家の犬たちのこともご報告します。
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